引越しは1年を通して、大きく3段階に費用が分かれます。
- 安い価格の時期(通常期)
- 高い価格の時期(繁忙期)
- 通常価格の時期
引越し業者が安い時期やタイミングを知っておくとかなりお得です。
というのも、引越しで最も費用がかかるのが引っ越し代金。
その引っ越し費用を大幅に節約ができるからです。
引っ越し費用が安い時期をピンポイントで知っておくと、
数万円以上の節約がカンタンにできてしまいますので覚えておきましょう。
引越し費用は忙しいと高く、ヒマだと安い
引っ越し費用は、ビールや洗剤のように、「定価」があるわけではありません。
むしろ、東京の家賃が高かったりディズニーリゾートの飲食代が高いのと同じしくみ。
つまり、「人が多く」「需要が多い」と高く、
「人が少なく」「需要が少ない」と安くなります。
シンプルですが、仕組みが分かると「なるほど」と思えるのではないでしょうか。
みんなが引っ越しをするタイミングを避け、
みんなが引越しをしないタイミングに引越しをする。
それだけで、場合によっては引っ越し費用が3-4割も安くなることもあります。
引越しが安い時期は
結論からいってしまえば、引越しが安い時期を月別に言うと
6月、7月
がローシーズンになります。
次に、通常価格のノーマルシーズンが、
1月、2月、5月、8月、9月、11月、12月
繁忙期と言われるハイシーズンが、
3月、4月です。
ネットで検索してみるとわかるのですが、ウェブサイトによって言っていることが違うので若干混乱するかもしれません。笑
引越しを迫られるタイミングというのは、大半が外部的要因だと思います。
外的要因というのは、転勤や出張といった仕事関係の理由。
つまり、自分で望んだ引越しではないということです。
引越しの時期を好きなときにコントロールできる状況は稀です。
とはいえ、1-2週間程度早めたり遅くしたりする程度なら可能な範囲ではないでしょうか。
最安のローシーズンに必ずしも引越しをする必要はありませんが、可能であればハイシーズンと呼ばれる3月4月は避けるようにするのが賢明です。
ハイシーズンに入ったとたんに引越し費用はガンと上がります。
ギリギリで選択肢が無くなってしまう前に、ローシーズンでの見積もりをできる限り早く取っておくことをオススメします。
なぜ引越しが高い時期と安い時期があるの?
ハイシーズンの仕組みをカンタンに説明すると、引越し業界は3月と4月がムチャクチャ忙しくなります。
1年中、均等に引越し依頼があるわけではないのは、なんとなく知っていると思います。
4月は学生にとっては新学期、社会人にとっては年度初め。
環境を変えて新しい生活を始める人達が毎年わんさか居ます。
つまり、3月と4月は1年の中で都道府県、市区町村間での移動者数が最も増える時期になります。
4月の新学期/年度初めを新しい場所でスタートするためには、3月、遅くとも4月には引越しをする必要があります。
なので、引越しの依頼が3月4月に集中してしまうことになります。
引越し業者としても需要が多いときには値段を上げても依頼が来るので、引越し金額を上げることになります。
逆にいえば、3月と4月にみんな引越しをしてしまうので、6月7月あたりは引越し業者さんもものすごくヒマになってしまいます。
3月と4月をの繁忙期を乗り切るために、人を雇ったり設備を増やしたりするので売上が必要になります。
とはいえ、引越しをする人自体がガクンと減ってしまうため、金額を下げてでも仕事を受けたいのが6月7月。
つまり、ローシーズンになるというしくみです。
引越しが安い曜日は
引越しを安くするために考えるべき事は、時期だけではありません。
「曜日」も関係します。
先に話したとおり、引越しは需要と供給で金額が変動します。
引っ越ししたい人が多ければ高くなり、
少なければ安くなります。
曜日に関しても引越し費用に違いが出てきます。
週末は学校や会社が休みなので、引っ越しをする人が多くなります。
その結果、引越し費用は高くなります。
逆に、平日は学校や会社があるので、引越しをする人が少なくなります。
ですので、引越し費用は安くなります。
具体的には、火、水、木、は引っ越し費用が安く、
土、日は引っ越し費用が高くなります。
注意が必要なのが、金曜日と月曜日。
引越しは心身共に疲れる大がかりなイベント。
できれば休日を挟んで金曜や月曜に休みをとってでもやりたいと考える人も多いのです。
ですので、引越しを安く済ませる曜日は、
火 水 木
になります。
平日を大幅に値引きする引越し業者もありますし、逆にあまり金額が変わらない業者もあります。
もし平日での引越しが可能であれば、見積もりを取った上で
「平日の値引きが大きい引越し業者」
に依頼することをオススメします。
引越しが安い時間帯
「時期」「曜日」に加えてもう一つ、引っ越し費用を安くする要素があります。
それが、「時間帯」になります。
通常、引越しといえば朝一からやり始めて、昼頃には搬入が完了。
夕方までには荷物の移動が終わって、荷ほどきを始めているといったイメージを持っているのではないでしょうか?
ほとんどの人が引越しに対して持っているイメージだと思います。
ですので、朝一の時間帯(8:00-9:00)というのは、引越しの中でも一番需要の多い時間帯。
つまり、一番価格が高い時間帯になります。
引越しを大きく分けると3段階の時間帯があります。
- 朝一
- 昼
- 夕方
結論だけいえば、一番安い時間帯は「昼」の時間帯になります。
朝一は人気がある時間帯なのですぐに埋まってしまう時間帯です。
引越し業者さんとしては、朝一から仕事を始めて昼頃に搬入を終わらせたら仕事は終わりです。
引越し業者側の立場に立って考えてみると分かりやすいのですが、引越しクルーも機材も半日でやることが無くなってしまうのです。
もし、あなたが引越し会社の社長なら、その後スグに別の現場に直行して、もう一件引越しをしてきて欲しいと考えると思います。
とはいえ、わざわざ昼の時間帯から引越しをしたい人はあまりいない。
だから、昼の時間帯は安くなるという仕組みです。
時間帯に関しては、比較的会社の体力があり、依頼件数が多い引越し業者さんよりも中堅の業者さんの方が値引きに応じてくれる傾向が高いです。
一度見積もりを取った段階で、時間帯の交渉をしてみるのが良いと思います。
引越しが安くなる次期をデータから読み取る
3月や4月の引越しが多いのは、なんとなく感覚的に理解できると思います。
総務省の統計庁がまとめているデータで、
日本人の都道府県、市区町村間の移動者数というのがあります。
ザックリいってしまえば、政府が引越しをしてる人の数をまとめているものです。
これを見ると、毎年3月と4月に移動者=引越しが爆発的に多いというのが視覚的に見て取れるので納得できると思います。

また、8月に増えたり9月に減ったりしていたり、
12月や1月に少ないのも見て取れます。
とはいえ、移動者数がそのまま引越し費用に比例するわけではありません。
あくまで、引越し業者の実需と経営心理を中心に考えて、引越しが安くなる時期を狙うのが本筋になります。
引越しが安くなる時期を引越し業者の立場から考える
結局、どう頑張ってCMや広告を出したり、顧客サービスを向上させたとしても、引越し業界は3月と4月を中心に動きます。
3月と4月に売上を上げないと、少し極端ですが、会社が倒産してしまいます。
そのために、お金を使います。
2月に広告費を使ったり、設備を増やしたり人員を補充したりしなくてはなりません。
うまく戦略通りに集客することができて、売上が上げらればOK。
会社は1年生き延びられます。
でももし、予想通りの集客ができなかったらどうするか?
設備や人員にお金をかけ過ぎてしまったらどうするか?
繁忙期の3月4月が終わったら、引越し費用をガンと下げてでも売上を上げないと困ってしまうんです。
安くても仕事を取ってこないと会社が苦しくなってしまうという事です。
これが、6月7月頃の引越しが最も安く、狙い目になる理由です。
引越しの見積もりを取ってみたら、驚くほど安い金額だったり、値引きに快く応じてくれるのも、この時期の引越しになります。
引越しを安くする段取り5つのポイント
引越しを最安値で頼める方法はありません。
結局は、いくつかの業者で見積もりを取って、安いところを選ぶしかありません。
引越し業者も商売なので、できる限り高い金額で引越し依頼を受けようとします。
何もしらなければ一番高い金額で契約させられてしまうと思います。
引っ越し費用が安くなる日取りや日時をあらかじめ指定しておくだけで、全く別の見積もりが出てくることになります。
そのためのポイントをまとめておきます。
- 3月4月は避ける – 数日ズラしてでも、この月は避ける
- 火、水、木を指定 – 有給を取ってでも、平日に引越し
- 朝一の時間帯は避ける – 見積もり、交渉次第で昼の時間帯を選ぶ
- いくつかの業者から見積もりを取る – 業者都合で安くなるかも
- ほかの業者の見積もりで値引き交渉 – 業者も交渉してもらう方が嬉しい
一番安い業者を知る方法
安い時期、曜日、時間に引越しできるようにスケジュールを調整したら、条件を指定していくつかの業者でズバっと見積もりを取ってみてください。
条件が良かったり対応が良いなど、気に入った引越し業者さんも出てくると思うので、
- 最安の業者
- 気に入った業者
で条件や値引きの交渉をしてみることをオススメします。
